応用行動分析学では行動の前後に起こる刺激や環境(行動のきっかけと結果)に着目して行動を変えていきます。
行動が変わらない理由を「犬が○○と思っているから」(例 自分が人より上だと思っているから。)などという根拠のない不確かなものには求めません。
行動の起こる仕組みは、人も犬も、猫も小鳥もライオンも同じです。
科学的根拠に基づく正しい方法でトレーニングすれば罰を与えることなく、また我慢を強いることもなく行動は変えられます。
応用行動分析学は発達障害者や認知症の老人などの行動治療にも用いられており、行動心理学のひとつの学問分野です。